今日のこうざき自然塾

2009/07/06

遺伝子組み換え作物 2

月のとうふ通信(十七)

遺伝子組み換えは何のためになるのか。
大きな目的として二つあるようです。
一つは、作物に除草剤耐性で害虫耐性を持たせること。ガンガン農薬をかけても、その作物だけ枯れないようにするのですね。
もう一つは、植物のもとのもとの成分を変え、新たな機能性を付加したり、有害とされている成分を取り除くといった作物自身の付加価値を上げる目的です。
例えば、大豆でいえばサポニンという苦味成分をあらかじめ取り除くといったようなことだと思います。問題はその方法にあるようです。「自然は飛躍しない」とスウェーデンの植物学者リンネが言っています。
そして、ある特定の人による「食の支配」。。。次回、もう少し書きたいと思います。

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